9週目の壁

ついに妊娠9週目になりました。


胎動はまだ分からないけれど、だんだん下腹が出てきて、胸が張って下着がキツくなってきました。こうやって少しずつ体が妊娠に向けて変わってくるんだな〜と実感しています。
まだ、つわりは相変わらず治っていませんが。

そんな妊娠9週目は、大きなターニングポイントと言われているそうです。


その名も、通称「9週の壁」

今回は9週の壁についてお話しします。

 

妊娠9週の壁、簡単に言ってしまうと、「流産の可能性が高い」ということなんだそうです。

 

妊娠初期は胎児はとても不安定で、例え前回の検査で心臓が動いているのが確認されたとしても、流産してしまう可能性は少なくないのだそう。

出血や腹痛が全く無く、ましてや衝撃を与えたわけでも無いにも関わらず、心拍が止まってしまう場合があるんです。これは「稽留(けいりゅう)流産」と呼ばれていて、悲しいことですが正式に「流産」という診断になります。

 

実は、稽留流産のケースは決して少なくないそうで、妊娠9週前後に行われる二回目の経膣超音波検査で多く確認されるとのこと。

そして、9週目を何事もなく経過することができれば、その後は流産の確率が低くなるんだそうです。つまり、9週目は妊娠の第一関門。なので「妊娠9週の壁」と呼ばれているんです。

 

ちなみに、妊娠12週に満たない初期段階に流産がおこる原因の70%以上は、受精卵の突発的な染色体異常によっておこります。この染色体異常が原因の流産の場合は、赤ちゃんの臓器や神経器官の形成時期に成長が止まってしまい、9週ごろに流産が確定してしまうんだとか。

 

これは行動によって防げるものではないですし、特になりやすい体質というものがあるわけでもないそうです。


つまり確率論ということ。

いくら注意していても起きるときは起こってしまうんですね😣

 

そういえば、令和2年度に実施された「子ども・子育て支援推進調査研究事業の調査研究」によると、流産・死産のうち85.7%が13週までの妊娠初期に起きているとのデータがあるそうです。

 

そして、妊娠9週目に心拍確認ができた場合、流産の確率は約2%未満、妊娠10週目になると約1%未満になるそう。そして妊娠12週目になると、流産のリスクは約0.5%未満に下がるんだそうです。

 

次の健診は来週。

それまで不安もありますが、毎日「頑張って育ってね」と願いながら体調管理に気をつけて過ごそうと思います😌